イソップ寓話の教訓No.359「猿の真似をした驢馬」

自分の役割を理解する!

ストーリー

 猿が屋根に上って跳ねたり踊ったりしていたところ、それを見ていた男は笑いながら褒めていた。

 翌日、驢馬が屋根に上り跳んだり跳ねたりしたところ、屋根を壊してしまった。

 男は屋根から驢馬を引きずり下ろし、怒鳴りつけながら棒で驢馬を叩いた。

 背中の痛みに苦しみながら驢馬がうったえるには、

「きのう、猿が私と同じことをして笑いながら喜ばれていたのに!」

教訓
自分の役割を理解する!驢馬の役割は荷物を運ぶこと。猿のように道化の真似をしても失敗するのは当たり前。人も自分の役割を果たせば周りから認められるだろう。見栄や嫉妬で自分の役割でないことを演じてもリスクを背負うだけ。

猿の真似をした驢馬の画像
イソップ寓話の教訓No.359「猿の真似をした驢馬」

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