イソップ寓話の教訓No.327「海の幸山の幸」

飽きるのは成長が止まった証拠!

ストーリー

 狩人は狩りを終えて山から下り、漁師は魚籠を魚で一杯にして戻る途中で、ばったり会った。

 狩人は海を泳ぐ魚が欲しく、漁師は野の獲物が欲しくてならず、お互いの持っているものを交換した。

 それからというものは、いつも交換して食事を楽しんでいた。

それを見た人が言った。

「習慣になれば、だんだん飽きてきて、その楽しさも消えるだろう。今度は元のものが恋しくなるのだ!」

この物語の教訓は・・・
人は簡単には手に入らないものほど欲しくなる。しかし一度自分のものになって時間が経つと、つまらなく感じ始める。それは人であっても物であっても同じだ。
手に入れたものが自分の中で変化しないから飽きる。要するに、そのものに対して自分の気持ちが変化しないから飽きるのだ。自分が成長していると自分が常に変化しているのだから、同じものでも少しも飽きない。飽きるのは成長が止まった証拠。

海の幸山の幸の画像
イソップ寓話の教訓No.327「海の幸山の幸」

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