ストーリー
天文学者が夜ごと外に出て、天体観察を習慣にしていた。
郊外まで足をのばし天体観察をしていると、うっかりと深い穴に落ちてしまった。
大声で助けを求めていると、たまたま通りかかった男が声を聞きつけ、訳を尋ねた。
ことの次第を聞いた男が、天文学者に向かって言うには・・・、
「先生、空ばかり見ていないで、自分の足元もしっかりみるべきですよ!」
教訓
遠くにばかり集中していると、足元をすくわれ怪我をする。
何処か遠くの場所に、見知らぬ地に、自分の欲するものがあると探し回る人がなんと多いことか。自分の立っている所を深く掘り下げてみよ。自分の足元にこそ、求めるものが埋まっていることに気づくべきだ。
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