イソップ寓話の教訓No.210「羊飼の悪戯(イタズラ)」

ストーリー

羊飼が羊の群れを村から遠く追って行きながら、いつも、いつも、いたずらをして村人をだましていた。

狼が来てもいないのに、大声で「狼が羊を襲いに来た、助けて!」と言っていた。

最初のうちは、村人も慌てて飛び出してきて、いたずらだったことに気づき、やがて笑いものにされて戻って行った。

とうとう本当に狼が羊を襲いに来てしまった時、羊飼は助けを求めて叫んだが、村人は「また、いつものいたずらさ!」と気にもかけなかった。

こうして羊飼いは、羊を失ってしまった。

嘘つきのレッテルを貼られると真実も信用してもらえない。

狼に追いかけられる羊飼い。羊飼いのいたずらの画像
イソップ寓話の教訓「羊飼の悪戯」

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