漁師が川で魚を獲っていた。川の両側に網を渡して張っておき、石をひもでくくりつけ、それを水に打ち付けて、驚いて逃げる魚が網にかかる仕掛けになっていた。
ところが、これを見た川辺の住民が「川を濁して水を飲めなくしている」と文句を言った。
しかし、漁師は平然と答えた。「そう言われても、こうやって漁をしなければ、俺が飢えてしまう。」
この話の核心は「自分の生存のためには、他者から非難されてもやむを得ず行動せざるを得ないことがある」という、冷たくも現実的な真理です。
住民にとっては水を濁すのは悪。漁師にとっては生きるための正当な行為。どちらも間違っていないが、共存は難しい。「正義」や「迷惑」の議論は、立場が変われば簡単に逆転するのです。
漁師は誰かを困らせたいわけではない。ただ、生きるために仕方なくやっているだけ。社会の摩擦は、悪意ではなく“必要”から生まれることが多いことも理解する必要があります。
この漁師の態度、あなたにはどう映りましたか?