日本の昔話の教訓「化けくらべ」

ある村に狐と狸が住んでいた。

狸は「狐さん、どちらが上手に化けられるか比べようじゃないか?」と言った。

狐は賛成し「明日、神社の境内で会いましょう!」と言って別れた。

狐は「狸さんがいくら上手に化けるといっても、私にはかなうまい」と、得意の花嫁姿になって出かけました。

神社の鳥居をくぐろうとすると、おいしそうに湯気が立っている蒸かしたてのお饅頭が置いてありました。

狐は花嫁姿だったことも忘れ、お饅頭を口に入れようとしたところ、お饅頭が言った・・・

「勝った!勝った!」

教訓
相手を甘く見てはいけない。念には念を入れて準備が必要ですね。

化けくらべの画像
日本の昔話の教訓「化けくらべ」

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