イソップ寓話の教訓No.62「海豚(イルカ)と沙魚(ハゼ)」

ストーリー

 海豚と鯨が戦っていた。

 争いは長引き、激しさを増すので、沙魚が現れて両者を仲直りさせようとしたところ、海豚の一頭が遮って言った。

 「お前ごときに仲裁されるくらいなら、戦って殺される方がましだ!」

話の内容は誰が話したかで受けての評価が違ってくる。
会社組織も同じだ。現場で受け入れがたい提案を経理の担当者が話しても、聞き流されるか、批判される事柄も、部長が話すと受け入れる。このような組織はガバナンス不全に陥り、いずれ崩壊するの運命だろう。

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