イソップ寓話の教訓No.55「女主人と召使」

安易な対応は深みにはまる

ストーリー

働き者の未亡人が下女を使い、いつも彼女らを雄鶏の時に合わせて、夜の暗いうちから仕事へとたたき起こしていた。

下女たちは休む間もなく働かされるので「この家の雄鶏を絞め殺せば、もう少し寝ていられる!」と思いついた。

夜中に女主人を起こす、この雄鶏こそ、自分たちの不幸の原因だと考えたのだ。

ところが、いざ実行してみると、以前にも増して辛い目を見ることになった。

雄鶏の告げる時が分からなくなった女主人は、もっと暗いうちから下女たちを起こすようになったのだ。

安易な対応は深みにはまる。

女主人と召使
イソップ寓話の教訓No.55「女主人と召使」

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