イソップ寓話の教訓「かいば桶の中の犬」

自分の都合を優先し、他人の邪魔をする困った人!

ストーリー

 犬が昼寝をする場所を探していたところ、飼葉桶を見つけた。 犬が飼葉桶の中で寝ていると、帰ってきた牛が中をのぞいた。犬はビックリして牛に何度も吠えて言った。「おどかして昼寝の邪魔をするな!」
 牛は答えて言った。「おれが覗いたら勝手に驚いたのはお前だ。お前が寝ているのは俺の食事場所だ!」

 自分の都合を優先し他人の邪魔をしていることに気が回らない。それを指摘すると逆切れする困った人がいる。
 犬は飼葉桶の干し草を食べることができないのに、牛が食べようとすると邪魔をする。これは「自分に利益がないのに、他人の利益を妨げる」行為の象徴だ。

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