ストーリー
羊飼が羊の群れを村から遠く追って行きながら、いつも、いつも、いたずらをして村人をだましていた。
狼が来てもいないのに、大声で「狼が羊を襲いに来た、助けて!」と言っていた。
最初のうちは、村人も慌てて飛び出してきて、いたずらだったことに気づき、やがて笑いものにされて戻って行った。
とうとう本当に狼が羊を襲いに来てしまった時、羊飼は助けを求めて叫んだが、村人は「また、いつものいたずらさ!」と気にもかけなかった。
こうして羊飼いは、羊を失ってしまった。
嘘つきのレッテルを貼られると真実も信用してもらえない。
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