No.016「猫と鶏」

 猫がもっともらしい理由をつけて鶏を食べてやろうと思った。まず最初に「夜も明けきらないうちに時を知らせ安眠妨害をするから迷惑だ!」と難癖をつけた。
 鶏は「毎日、仕事へと起こしているので役に立っているのだ」と答えると、次は猫が、
「お前は近親婚だ!自然の掟に背く不届きものだ」と言った。
 鶏は「飼い主のためだ。卵がたくさん生まれるための配慮だ」と答えた。すると猫は言った。
「お前がどんなに言い訳をしても、俺は、お前を食べることに決めたんだ」

 この話の教訓は、一言でいえば 「悪意ある権力者にとって、理屈は結論を得るための飾りにすぎず、
決まった事には正当な弁明も無力」 ということです。

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