旅の道連れになった狐と猿が家柄を競い合った。双方とも言い合っているうちに、ある墓地にさしかかった。すると猿は一点を見つめシクシク泣き出した。狐がその訳を問うと、猿はお墓をさしながら「ご先祖様が解放した奴隷の墓石をみては泣かずにいられない」と言った。
これに対して狐が言うには、
「やれやれ、好きなだけ嘘をつくがよい。墓から出て来てお前に文句を言うものは、誰もいないからな!」
この話の教訓は 「嘘の自慢は反論されない場所でこそ大きくなるが、価値はない」 ということです。証明できない話は、いくらでも盛れますから、どんなに立派な話でも価値はありませんね。
返信がありません