イソップ寓話の教訓No.451「羊の皮をかぶった狼」

はかりごとは災難を招く!

ストーリー

 ある時、狼はたらふく餌にありつくためには、どうすれば良いか考えていた。
 すると、羊の皮が置き去りにされているのを見つけ、姿を変えれば獲物に近づけるだろうと考えた。
 羊の皮を被るとまんまと羊飼いを欺き、羊の群れに交じって草をはんでいた。
 夜になると、狼も羊小屋に押し込められた。羊飼いは晩飯にしたいと思い、ナイフを持って羊小屋に入って行った。
 羊飼いが晩飯のために手を付けたのは、羊の皮を被った狼だった。

 策を弄しても事はうまく運ばないと心得よ。誰でも自分の過去を振り返れば明らかだ。羊の皮を被るなどと姑息な事をするから被害に合うのだ!後悔しないために、常に自分のやり方を貫くべきだ。
自分に対する誠実さは遠回りでも、最終的には自分を守ることになるのだ!

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