内輪もめは負けのもと!
ストーリー
農夫の息子たちが喧嘩ばかりしていた。いくら言って聞かせても言葉ではとうてい改心してくれないので、行いで教え込むしかないと悟り、棒の束を持って来るように命じた。
息子たちが言いつけどおり持って来ると、農夫はまず、棒を束のまま渡して、折ってみろと言った。いくら力を入れても折れないので、今度は束をほどき、棒を一本ずつにして渡した。
息子たちは簡単に折っていくのを見て、農夫は言った。「良いか、お前たちも心を一つにしている限り敵も手が出せまい。しかし内輪もめしていると容易に敵の手に落ちるぞ!」
内輪もめは負けのもと。家族でも、会社組織でも同じ。
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