イソップ寓話の教訓No.133「肉を運ぶ犬」

比較するなら過去の自分と!

ストーリー

 犬が肉をくわえて橋を渡っていた。

 川をのぞき込むと、水面に写った自分の影を、てっきり別の犬がもっと大きな肉をくわえていると思った。

 相手の肉を奪ってやろうと自分の影に向かって吠えたてた。すると、くわえていた肉はポチャンと音をたてて川に落ち、流されて行った。

他人と自分を比較しても現状が良くなることは無い。比較するなら過去の自分とすることだ!

 自分軸を持っている人は、自分自信の価値観こそが大事で、他人と自分を比較しません。世の中の常識や流行、経済的に有利かどうかなどは二の次です。判断の基準は自分の価値観にあるので、人から何を言われようが気にしません。だから強い心を持つことが出来るのではないでしょうか。強い心を持つと周囲に振り回されなくなります。
 だから、強い心を持つためには他人と自分を比較しないことが大切です。
 そして自分自身が唯一無二の貴重な存在であることに気づきましょう自分は唯一無二、そして他人もそれぞれが唯一無二の存在です。自分と他人の違いは気にしなくて良いのです。

類似教訓
イソップ寓話の教訓No.87「金の卵を生む鵞鳥(ガチョウ)」


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