日本の昔話の教訓「黒鯛大明神」

林の中に仕掛けた罠に魚がかかっていた話

日本の昔話の教訓「黒鯛大明神」のストーリー

むかし一人の魚商人が、魚を売りに山奥へ入って行きました。

寂しい山道を歩いていると、脇の林の中で山鳥が一羽、罠にかかっていました。

魚売りは、これを見て、欲しいと思い、山鳥の代わりに自分の籠から黒鯛を三尾取り出して、罠に挟んでおきました。

その後、村の人が罠にかかった黒鯛を見て大変驚き、天の神の御示しであろうと、小さな社を建てて黒鯛を祀りました。

その評判が伝わりますと、あちらこちらから、お参りに来るものがあって、村は栄えたということです。

教訓
目の前に起こったことを幸運に変えるのも日々の心がけしだいだ。

黒鯛大明神の画像
日本の昔話の教訓「黒鯛大明神」

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