イソップ寓話の教訓「ヤマアラシとモグラ」

助ける時には人を見て行う!

ストーリー

 ヤマアラシが冬を越すための家を探していた。気に入った洞穴を見つけたが、すでにモグラの家族が住んでいた。

 ヤマアラシは「モグラさん、寒い冬の間、一緒に住まわせてもらえないか」と頼んだ。モグラはヤマアラシに同情し承諾した。すぐにヤマアラシはこの洞穴に越してきた。

 一緒に住んでみると洞穴が狭く、モグラは自分が動きまわるたびにヤマアラシの針毛が刺さった。モグラは針毛の痛みに我慢ができなくなり、ヤマアラシに出て言ってほしいと頼んだ。

 ヤマアラシは言った「この洞穴は住み心地が良いんだ。嫌ならモグラさんが出て行ってくれ。」

教訓
世に中には好意をあっさり忘れる者、私欲のために悪だくみをする者が存在する。助ける時には人を見て行うことだ。
お人好しほど貧乏になりやすい。相手の気を悪くしないように断る理由を持っておくことが必要だ。

イソップ寓話の教訓「ヤマアラシとモグラ」

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