イソップ寓話の教訓No.1「鷲と狐」

親しい相手でも気遣い、配慮は大切だ

ストーリー

 鷲と狐が友達になって同じ木に住むことになった。一緒に住めば友情も、より一層深まると考えたからだ。 鷲は木の一番高いところに巣を作り、狐は木の根元の茂みで子育てをすることになった。

 ところがある時、狐が餌を探しに出かけた隙に、食べ物に困った鷲は木の根元に舞い降りて狐の子供をさらって、雛と一緒になって食べてしまった。 帰ってきたキツネは事の次第を悟ったものの、飛んでいるものに仕返しの手立てがなく、上を見上げ鷲を呪っていた。

 あるとき野原で生贄の山羊が焼かれているとき、鷲が舞い降りて火のついた肉を失敬した。 巣に持ち帰ったまでは良いが、突風が吹きつけて小枝でできている巣は一気に燃え上がった。このため、まだ羽も生えそろわない雛は焼かれ、地面に落ちてしまった。

 それを見た狐は駆け寄るなり、鷲の目の前で雛を食べてしまった。

軽い気持ちの言動が知らずに誰かを傷つけていることがある。傷つけられた方は、その痛みは忘れることができない。そして何かの折、仕返しをされることになる。親しい相手でも気遣い、配慮は大切だ。だから人間関係は気疲れするのだ。

鷲と狐の画像
イソップ寓話の教訓No.1「鷲と狐」

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