見た目だけの判断では、本当の意味での理解はできない
ストーリー
病人が医者に容態を聞かれ「異常に大汗をかいた」と答えると、「それは良いあんばいだ」と医者は言った。
二度目に様子を聞かれ「悪寒がして止まらない」と答えると、「それも良いあんばいだ」と医者は言った。
三度目にやって来て具合を尋ねるので、「下痢になった」と答えると、「それはまた良いあんばいだ」と言って医者は帰って行った。
親戚の者が見舞いに来て、「具合はどうだ?」と聞くので、
病人が答えた。「良いあんばいのおかげでもう駄目だ!」
見た目だけの判断では、本当の意味での理解はできない。
類似教訓
日本の昔話の教訓「二十三夜さま」
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