イソップ寓話の教訓No.112「蟻とセンチコガネ」

ストーリー

夏の盛り、蟻が冬の食糧を集めるため、畑を歩き回っていた。

センチコガネはこれを見て、他の動物が仕事を止めてのんびりしているときに汗水流すとは、何とも大変なことだと驚いていた。

蟻はこの時は黙っていたが、やがて冬になると、餌になる糞も雨に流され、飢えたセンチコガネが、食べ物を分けてもらおうと蟻の所へやってきた。

それに対して蟻が言うには、

「センチコガネ君、君も夏の盛りに苦労していたなら、今餌に困ることもなかろうに。」

将来に備えないものは、いずれその報いを受ける。

蟻とセンチコガネの画像
イソップ寓話の教訓No.112「蟻とセンチコガネ」

投稿日

カテゴリー:

投稿者:

コメント

コメントを残す