イソップ寓話の教訓No.22「狐と木こり」

ストーリー

キツネが狩人から逃れて来て、木こりを見つけたので「かくまってください」と頼んだ。木こりは、小屋に隠れるように狐に勧めた。
間もなく狩人たちがやって来て「狐がこっちへ来なかったか?」と尋ねるので、木こりは口では「見ていない」と答えながら、手で狐の隠れている所を指して教えていた。しかし狩人たちは、木こりの手の動きに気づかづ立ち去った。
狐は狩人たちが立ち去ると、木こりに挨拶もしないで行こうとした。それを見た木こりは「命を救ってもらいながら、お礼も言わないのか!」と狐を非難した。
狐は答えて「あなたの手の動きが言葉と同じなら、私は感謝もしますがね。」

八方美人は、どこかで誰かを裏切っている。そしてこの裏切り行為は必ず誰かが見ている。仮に見られていなかったとしても雰囲気で伝わる。すると人が離れてゆく。

キツネと木こりの画像
イソップ寓話の教訓No.22「キツネと木こり」

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