イソップ寓話の教訓No.17「尻尾のない狐」

ストーリー

狐が罠にかかってしっぽを切り取られた。

生きているのも恥ずかしく辛いので、他の狐も同じようにしてやろうと考えた。みんなを同じ目に遭わせて自分のボロを隠そうと考えたのだ。

こうして全員を集めると、こんなものは不細工なだけでなく、余計で重いものをつけていることになると言って、しっぽを切るように勧めた。

すると中の一匹が言うには、

「おいおい、もしそれがお前に都合の良いことなら、わざわざ勧めないだろう!」

本当に得になる話は他人に話さない。

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イソップ寓話の教訓No.17「尻尾のない狐」

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