目の前に大きな幸運が現れても、おじけづいてはいけない!
ストーリー
臆病者の守銭奴が、金のライオンを見つけて呟いた。
「こんなことになって、俺はいったいどうなることやら。肝っ玉もすわっておらず、どうしてよいか分からない。金好きだが臆病者だ。欲望はつかめと急きたてるが、性格が手を引けと言うのだ。
さてどうしよう。何かうまい手はないだろうか。そうだ、家へ帰って召使を連れて来よう。大勢力を合わせてあいつを捕まえさせ、俺は遠くで見物だ。」
突然、目の前に大きな幸運が現れると、おじけづいて、その幸運を捕まえない者がいる。捕まえなかったその幸運は、二度と目の前に現れることはない。
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